熊本・日奈久 路地裏ツーリズム

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ラーメン屋さんのお箸が見事な竹箸だったり、浴場に置かれた竹かごの端正な造りに見とれたり。竹細工で有名な日奈久では、土産物として竹があるのではなく、それは生活の中にしっかりと根付いている。どれもしっくりと日常に馴染み、少々のことでは歪まない、丈夫で端正な逸品ばかり。また、日奈久で作陶している高田焼も特記すべき工芸の一つ。四百年間、変わらない技法で守り続ける高田焼は、新しい時代の風を巧みに取り入れながら、進化している。日奈久の民工芸品は、特別な日常品であり、日常の芸術品であるかもしれない。 おきんじょ人形 日本全国津々浦々、様々なこけしはあるが、まさか手と足がついたこけしがあろうとは。これは「おきん」という美人の湯女をしのぶ人形で、昔はままごとや着せ替え人形として親しまれていた。その姿はとても愛くるしい。大・中・小・特大とありますが、あなたはどれにします?! おきんじょ人形 日本全国津々浦々、様々なこけしはあるが、まさか手と足がついたこけしがあろうとは。これは「おきん」という美人の湯女をしのぶ人形で、昔はままごとや着せ替え人形として親しまれていた。その姿はとても愛くるしい。大・中・小・特大とありますが、あなたはどれにします?!
昔は輸送用のコンテナも竹細工で造っていたというほど、日奈久では竹の技術が発展し、今もなお受け継がれている。箸や弁当箱、竹かごなど、ちょっとした一品があるだけで、日常が暖かくなる。日々の豊かさというものは、そんなささやかな贅沢の中に潜んでいるのだと教えてくれる。
板角力 ふたりの力士の細い足首、無表情にもみえる真剣なまなざし。見れば見るほど、愛着がわいてくる。棒をゆらして、力士たちの名勝負を演出する。大人でもついつい、のこったのこった!と声がでてくる愛嬌のある竹細工。
板角力 ふたりの力士の細い足首、無表情にもみえる真剣なまなざし。見れば見るほど、愛着がわいてくる。棒をゆらして、力士たちの名勝負を演出する。大人でもついつい、のこったのこった!と声がでてくる愛嬌のある竹細工。
桑原健次郎さん 桑原竹細工店二代目。「ひごが取れるようになれば、8割完成」と笑うが、厚さ数ミリに竹を割いていく竹ひご取りが一番難しい。 竹細工
桑原健次郎さん
桑原竹細工店二代目。「ひごが取れるようになれば、8割完成」と笑うが、厚さ数ミリに竹を割いていく竹ひご取りが一番難しい。
日奈久には、青磁象嵌(せいじぞうがん)の技法を受け継ぐ、肥後随一の古陶「高田焼上野窯」がある。細川家に愛され、四百年余りの歴史を誇る高田焼の工房には、十二代上野浩之さんの作品とともに、次代を担う長男浩平さんの作品も並べられ、高田焼の歴史と未来を感じることができる。
高田焼上野窯
十二代 上野浩之さん 「先人達の想いと技法を受け継ぎ、そこにそれぞれの個性を表現し、新しい伝統を創りだしていきたい」と語る。
十二代 上野浩之さん 
「先人達の想いと技法を受け継ぎ、そこにそれぞれの個性を表現し、新しい伝統を創りだしていきたい」と語る。
象嵌とは、素地に模様を掘り込み、長石を埋め込む技法。
象嵌とは、素地に模様を掘り込み、長石を埋め込む技法。

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