「店舗の換気見える化プロジェクト」を発足しました。【情報提供】

熊本高等専門学校八代キャンパスからのお知らせです。
https://kumamoto-nct.ac.jp/update/2020/10/20201022a/

機械知能システム工学科の田中裕一教員、小田明範教員、同学科5年の山口直希さん、南條充宏さん、および八代商工会議所の松本章専務理事(本校専攻科非常勤講師)の5名をコアメンバーとする「店舗の換気見える化プロジェクト」を発足しました。

本プロジェクトは、八代市で進められている”安心なまちやつしろプロジェクト”より「新型コロナウイルスの大きな課題である密閉状態を防ぎたい」という依頼をうけて発足したものです。8月下旬にキックオフミーティングを実施して以降、2週間に1回のオンラインミーティングで意見交換を行いながら進めています。

本プロジェクトでは、二酸化炭素センサと小型のマイコンモジュール「M5Stack」を利用し、IoTデータの可視化サービス「Ambient」を利用した可視化(CO2濃度のリアルタイム表示)、「LINE Notify」を利用した換気を促すメッセージの送信、スピーカーへの音声メッセージの出力やLCDモニターでのCO2濃度表示などのシステム開発を行っています。

10月17日(土)には、八代市の八代グランドホテルで開催された「安心なまちやつしろプロジェクト推進会議団結式」で本プロジェクトの説明や実機でのデモを行いました。三密への配慮を十分に行ったうえで集まった中村八代市長をはじめとする100名弱の参加者の方々にご覧いただき、高い関心を集めました。

今後は、八代市内の実際の店舗への設置などを計画しています


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